Poldercross Kruibeke UCI2 ベルギー UCIレース
Meulebekeのレースから一週間後の10月14、15日と連戦になり、その第1日目はPoldercross UCI2クラス。このレースを皮切りに今後11日間で6レースこなすスケジュール。Meulebekeで負った怪我はなんとか自転車に乗れるまでは回復。けれど、高負荷に患部が耐えれるかはレースを走ってみるまでわからなかった。Meulebeke後の3日間は安静にし、レース三日前にローラーで練習、二日前に実走三時間、前日は疲労でのれず、10月14日にレース。本来ならMeulebeke後に練習をしっかりと行い、10月末までの連戦に弾みをつけたかったのに、練習もなにもできず、フラストレーションばかりが溜まったけれど、それでも怪我を治すことに集中した。
レース当日、コース試走で脚の感覚を確かめる。痛みが出ないので、とりあえずはオーケー。だけど、上り坂では患部の影響で足首をうまく支えられず、どうしても出力が下がる。ある程度はしょうがない、ただ自転車の上に戻ってこれたことはうれしかった。
天候がとてもよく、20度を超えていて、半そででも汗ばむ陽気だった。コースは一部ぬかるみがあるけれど、ドライコンディション。この日はチャレンジタイヤのCHICANE Setaを選択。キャンバーセクションが多くなり、スタート直後に直登するレイアウトは少し変更されたが、スタートで大きな混乱が起こるのは間違いなかった。
いろいろと不安はあったけれど、とにかくレース。スタートし、1周目の流れもそこまで悪くはなく感じた。けれど、どうしても加速や上り坂の短時間の高出力には足首が耐えれない。スウェーデン選手が多く参加しており、序盤は彼らやその他選手と大きなパックを形成する。けれど、中盤からこのパックの先頭に出てそのまま抜け出し、単独でレースを進めたけれど、残り3周でUCI80%ルールによりレースを下ろされた。46人中24位でゴール。
中盤から終盤にかけてのペースは悪くなかった。けれど、どうしても怪我の影響が出てしまう。どうしようもない。結果を見るとあと少しでフルラップだったし、例年通りの結果といえば例年通り。悪くない結果。だけど、今年はこんな結果を出しに来た訳ではない。ただただ、先週の出来事に対する悔しさが込み上げる。今の状態でこれなら、本来ならどれだけの走りが出来ているのか。そこばかり考えてしまう。
この日は翌日のSuperPrestigeZohovenに向け、Zonhoven近くに宿泊。翌日のレースに備える。