スーパープレスティージュ 第2戦 Zonhoven (ゾンフォーデン)

スーパープレスティージュ第2戦、ゾンフォーデン。砂が深い下りはジェットコースターのように下り、登りは深い砂を一歩一歩踏みしめ、バイクを担いで登る。特別なコースでハードだからこそ、このコースで結果を出したいと毎年特別に気合いを入れて挑んでいるレースの一つ。

この日も天気がよく、気温は23度程まで上がった。レース前はみんなでリラックス。

毎年、この週末は2連戦でかなりきついけれど、それも慣れなくてはこっちでやっていけない。しかし、今回は負傷した箇所が前日のKruibekeでかなり負担になっていたようで、試走のときにバイクを砂の上で轍にトレースさせていく動き、砂の深い下りでのバイクの前後のバランスの保ち方すら満足にできず、ラン区間は特に厳しく、コースの厳しさからくる脚への負荷が試走の時点で耐えれてなかった。

レースは前日に引き続き、例年より参加者が多く、にぎやかだった。スタートして、いつも通りのメンツといつも通りのポジションで落ち着いて走る。

しかし、1周目後半から左足がかなりきつくなり、思うように動かなくなってきて、ランセクションでは脚を引きづるようにしか走れなくなった。3周ほどその状態で走り続けたけど、コースの厳しさに左足が全く対応できないまま変化がなかったので、今後の連戦を考え、ピットでメカニックに相談。もうレースやめたら?とメカニックも同意見だったので、そのままレースを降りた。結果はリタイア、DNF。

本来なら土曜日のKruibekeをリタイアし、日曜日のスーパープレスティージュを優先させるべきだったけど、それは結果論。しょうがない。言い訳ではないけれど、この日のレースの完走者は16人。どちらにしろ、かなり厳しいレースだったようで、リタイアのプロ選手も多かったので少し安心した。

今はレース後2日が経ち、かなり脚の状態が回復してきた。日曜日のスーパープレスティージュではテーピングのテンションも少しきつくしすぎて、脚への負荷がかかり過ぎたようにも思ったので、そのあたりの点もレースがないこの数日に微調整し、要領を得てきた。

次のレースは木曜日にKermisscross Ardooie  UCI2があり、そのあと、土曜日にスーパープレスティージュ第3戦UCI1、日曜日にコクサイデでワールドカップ、火曜日にオランダでナイトレースのNacht Van Woerden UCI2 。この1週間で4レース。最大の山場。とりあえず、今週の木曜日のレースでどこまで走れるか、それによって残りの3戦が大きく左右される。レースにのみ集中していく。負けない。今年は結果出すと決めている。