2018 シクロクロス全日本選手権
滋賀県マキノ町で開催された全日本選手権。
レース前日の試走では、少し雨がパラついていたものの、ドライタイヤで走った。レース会場が山間にあるため、天候が変わりやすく、レース当日の天気予報も予想しづらかった。天気によってコースのコンディションが大きく左右されるため、前日の試走はさらっと終えた。
レース当日は雪だった。そのための備えはある程度していたため、驚かなかったが、ただ、コースコンディションが気温と雪の降り方で左右されるためしっかりと判断しないといけないなと思った。
石垣社長と話し合い、タイヤは前後スリックのCHICANEで行くことにした。レース前の試走でタイヤをテストし、問題なさそうだった。乗車率を上げていきたかったので空気圧は1.4Barにした。
スタートは1列目。スタートは綺麗に決まり、1周目を終える。ラン区間で脚がとても重く、脚が前に進まなかった。先頭3人から遅れ、更に遅れ、単独6位で走行。周回を重ねるごとに雪が掃けてラインができ、コースの乗車率も上がり、1周のラップタイムも早くなっていく。しかし、それはどの選手においても同じ状況で前の3位争いのパックに追いつききれなかった。ラスト1周で順位をひとつ上げて5位でゴールした。
今年、またチャンピオンになれたら良かったけど、なれなかった。今、シクロクロスのシーズン中だけど、前回のUCIマキノからの2週間は内容のあるトレーニングを積み重ねれた。その効果は全日本選手権に対しては現れなかった。けれど、これから欧州遠征後半戦がある。またあの地で自分と毎日向き合いながらレースをするための準備を進めないといけない。シーズン最後までしっかり駆け抜けたい。