マウンテンバイク 石川/白山一里野温泉 CJ1
気持ちよく終えれたUCI3富士見パノラマ大会。そのレースで得れた感覚を元にまたバイクに対してアプローチをかけてみた。富士見パノラマ大会後は身体にダメージも少なく、トレーニングも自分で想像していた以上にできた。
会場入りし、コースの試走を行う。僕自身、初めて走るコースなので、コースのパートを覚えるので必死。簡単だけど、単調が故にコースが頭に入ってこなかった。気が付けば2時間ほど試走をしていた。天気はよく、試走日も晴れ、翌日のレース当日も晴れ予報でタイヤ選択で迷うことはなかった。
レース当日。天候は良く、気温も高く日差しがきつかった。ウォームアップもそこそこにスタートへ。スタートラインへは1列目に並ぶことができた。
スタートし、出足が悪いなぁと思った。富士見の時の身体の軽さとは程遠かった。疲れもあったのかもしれないが、富士見パノラマ大会後のトライが失敗であることは明確だった。しかし、レースは既にスタートしているので、細かいことは気にせずにできる限りのペースで走り続けた。しかし、順位は振るわず、10位ほどで1周目を終える。2周目から遅いなりにペースを掴みかけてきた。
ところが、何の変哲もない下りパートの芝のS字部分でリアタイヤがサイドカットし、パンク。シーラント剤で穴が塞がることを期待したけれど、穴が塞がる前に空気が抜けきってしまった。パンクした所が機材交換できるフィードゾーンまではかなり遠く、ほぼコースを一周しなければいけなかったのでランで行くには遠い。パンクした状態で走ることも可能だけど、このレースのためにリアホイルを潰すのはまた違うなと判断し、レースを自ら終えた。
コース脇のマーシャルさんにリタイアの旨を伝え、コース外を通ってフィードに行き、フィードをして頂いていた石垣社長にリタイアを報告。
レースを終え、パンクだろうがなんだろうが、レースを自ら終わらせるのは気持ちのいいものではなく、悔しい気持ちと申し訳ない気持ちとしょうがないという気持ちが入り混じる。
これもレースの一部と言えばそうだけど、腑に落ちない。
次のレースはロードレース全日本選手権。今年初のロードレース。目立った走りをしたいと思う。
Photos by Sumpu Photo