シクロクロス オーテゲム UCI2

僕の住んでいる町内で毎年開かれている大会、シクロクロス オーテゲム。今年で50回記念大会。

このレースは前日の日曜日が各国のナショナル選手権が開催され、その覇者が翌日の月曜日にこの大会に来てチャンピオンジャージをお披露目する大会に位置付けされている。

雨が降り続くと例年担ぎ区間が長いレースになるけれど、レース前までは今年は比較的に乗車率の高いレースになりそうだった。15時からレーススタート、13時前に試走。レース数時間前から雨風共に強くなった。試走である程度、コース状況を確認し、タイヤを選び、セッティングしていく。

気温も5度ほどと低く、嵐のような天気だったので、近くの家の人にガレージをお借りできるようにランジットが交渉してくれ、その場でウォームアップを始める。すると、他チームの面識のあるメカニック達がみんな自分たちの選手をより良い場所でウォームアップさせようと僕の周りにずらずらと入ってきた。もちろん、お互い様で快く場所を譲った。

普段、同じレースを走らせてもらっているけれど、話したことのない、一緒の空間にいることは滅多にない。どうやってアップして、どうやってファンに対応しているのか。普段は僕も同じレースするから自分のことで精一杯だけど、彼らの立ち振る舞いを同じ選手として見て、素直に感動した。僕はあまり世界のトップ選手と関わる機会がないと話さない、今日は特別な日だった。

さて、肝心のレース。スタート後、やはりペースが落ち込んだがそこからペースを保つ。30秒ほど前の大きなパックに入り込みたかったが入れず。この日は風雨がすごく、前回のレース同様、30分過ぎから急に寒さを感じ始めてペースが落ちた。マイナス4周、40分でレースを終えた。27位。

元旦のレースの時ほど冷えなかったけれど、レース後はまた筋肉が痙攣を起こしかけて、身体の自由が奪われる寸前だった。前回を踏まえて寒さ対策をしたし、それは少なからず効果を発揮したけれど、まだ足りない。そもそも自身の身体の問題なのか。前までは寒くても耐えれていたので、身体が鈍っているのだろうとも思う。また次戦も同じような天候になりそうなのでそれまでに対策を練り直したい。

今日のレースはまだペースを保って走れた面があり、以前より前向きにレースを終えることができた。残り数レース、身体を戻していきたい。