TIG溶接
日本のTIG溶接。
35年前、TOYOは強度と軽さ、生産性に富んだこの溶接方法を自転車(当時のBMX)に逸早く取り入れ、
その後世界中のBMX,MTBのOEMを手がけてきました。
その中で培われた技術は今も受け継がれ磨かれています。
まずTOYO品質のTIG溶接で求められるのはパイプ切削加工の精度です。溶接前の条件としてパイプ同士が隙間なく接していなければ綺麗な溶接ビートは出来ません。
更にTIG溶接後のソリや熱収縮を見越してパイプを切削加工します。ただ図面の角度通り切削しては溶接熱収縮後、設定のジオメトリにはなりません。
パイプメーカー、パイプの種類、パイプの厚さ、全てに気を配り一カ所一カ所意味の有る加工を施します。
溶接してしまえば切削面はみえない。
ジオメトリは見ただけでは良さはわかりません。乗って初めて良さがわかります。
見えていない部分にこそ、こだわりを持つ。
海外製の安価なTIG溶接の自転車フレームとは製作に対する姿勢が全く異なります。
見えない部分や細部のこだわりこそハンドメイドの証。
TOYOの自転車は製作者の気配が感じられる製品をつくり続けます。