P7HE カスタム

近年拡大を続けている電動自転車市場には、多くの新しいコンセプトの新製品が発売されています。
東洋フレームのプロデュースする、the PARK「P7HE」もそんな中の一台です。

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本モデルは、フレームには全て国産のカイセイクロモリパイプを採用し、東洋フレームにてフレームの製造から車体の組み立てまですべての工程を行い世に送り出される、純国産のアシスト付きスポーツバイクです。
フレームには東洋フレームの技術を余すことなくつぎ込んでおり、その仕上げはまさに高級なクロモリフレームそのものです。

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細身のフレームからは想像できないしっかりとした強度と剛性を確保しているため、モーターによるアシストを力強く受け止めます。
アシスト中はもちろんですが、電源を切っている状態や、時速25キロを超えてアシストが切れてしまっても、重たさを感じることなく気持ちよく走れるように妥協のない設計を行っています。

サンスター製アシストユニット使用(日本製)
完成車重量:17.0kg
アシスト走行距離:パワーモードで40km

 

 

社内スタッフ用の車両ではこんなカスタムも…。

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ステアリング周りを、よりリラックスしたパーツ構成に。
一見目立ちませんがホイールも手組のやや軽量なものに変更しています。
バッテリーは容量を半分として、重量を優先してみました。

参考重量:15.6kg ※バッテリー2.5A
アシスト走行距離:パワーモードで16km

 

クロモリフレームと言うとスポーツ車としては重たいイメージですが、ユニットを保持する強度を考えるとメリットとなるのではないでしょうか。
バッテリーを小さくすると距離は短くなってしまいますが、軽量になった分アシストOFFでの走りも変わって来ます。
一長一短ですので、ここは用途や好みで別れるところでしょうか。

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このカスタムも特別軽量なパーツを使用しているわけではないので、重量に関してはまだまだ軽量化できると思いますよ。
軽量なハンドル周りやサドル周りを採用したり、ドライブトレインを上級のコンポーネントにしたりとこだわり始めれば、14キロ台前半は余裕でしょうか?

まぁまぁ、やり過ぎはもちろん禁物ですが…、ちょっと挑戦したくなってしまいますね!
このように、しっかりとした造りのためいろいろと懐の広い使い方ができるのがこのモデルの特徴でもあります。

 

実際このブログを読んでいる東洋フレームの製品に興味を持っている方や、プロショップを利用するような方々は、主に十分な体力に恵まれスポーツバイクを満喫できるという方が殆どと思います。

しかし、そういった方々だけでなく、坂道や長距離に不安のある初心者や女性をはじめ、加齢により体力に自身がなくなってきた方達でも、「一緒に」楽しくサイクリングを楽しんでいただけるような、そんな使い方をご提案できればと思います。

今まで体験できなかったことを、より多くの人に。