2021マウンテンバイクXCO全日本選手権 愛媛八幡浜市
今年もコロナ禍による影響でマウンテンバイク全日本選手権が通常の7月から11月開催へと変更され、開催地も愛媛県八幡浜市へと変更された。2021/11/20・21に開催された本大会では、千葉のXCC/XCE全日本選手権は残念ながら不参加となっていた小森亮平が参加し、2名体制でレースに挑んだ。変わらず、竹之内が監督を務める立命館大学自転車競技部の選手とスタッフ1名ずつをサポートした。下記より竹之内のレポート。
レース会場には前日入り、コースは長年走っている八幡浜。天候も良く、気温も暖かく、先週末の野辺山と打って変わってとても快適な気候だった。試走を開始するも、筋疲労が残っていて、良い形で走れなかった。しかし、コースやリズムを掴みたくて、試走時間いっぱいまで周回を重ねた。
コースはドライ。
タイヤはPIRELLI SCORPION Hの一択。空気圧は1.3Bar。
サスペンションのセッティングがコースの前半と後半で違う求める動きをするので、オイルダンパーを1クリック硬くするか迷ったが、結局いつものセッティングで。
亮平とはじめは一緒に試走を始めたが、お互いにリズムが悪く、落車を挟み、、、単独行動へ。笑))黙々と周回を重ねました。
レース当日、朝からかなりの疲労に見舞われ、レースもかなり厳しい戦いになるなと覚悟した。天候は変わらず良く、コースコンディションもドライのまま。セッティングも前日の試走と変えず。ウォーミングアップを行い、スタートラインについた。今回は1列目からのスタートで先週の野辺山に比べたら気楽なものだった。
スタートし、4番手でシングルトラックへ。そのまま半周をこなすも、やはり登坂で思ったように力が入らずペースが明らかに遅かった。1周目を終え、順位を大きく下げていく。
10位前後で落ち着き、周りにも助けられながら、レースを進めた。クロスの身体の使い方がしみこみ過ぎて、マウンテンバイクの乗り方を思い出そうとしたり、身体のリズムを思い出そうとしたり、、色々としていると、5周目あたりでペースが一瞬戻り、いつもの感じでレースを進めることができた。明らかに速かった。けれど、その身体の使い方に耐えれるだけの体力がなく、またもや失速。8位でレースを終えた。
今回は耐えるレースだったし、輝くことはできなかった。先週の野辺山後、クロスの全日本選手権を見据えてトレーニングを積んだが、久々の好調の身体に対して、身体がついてこなくてオーバーワークとなってしまい、疲労回復リズムが間に合わなかった。全体として、身体が悪いわけではないので、とても惜しいことをしたと思うけれど、今は身体の状態を把握しにくいのでしょうがないかと自分を納得させるしかなかった。
攻めた結果だったので。本大会だけを見れば、とても悪い。でも、その先があるので、引き続き、パフォーマンスを蓄積していけるように努力したい。
小森亮平は13位でレースを終え、体調不良からの回復を見せた。
次戦は今週末11月27.28日と京都和束でCJ1のマウンテンバイク大会へ参加です。