インナーバテッド カーボンチューブ
TOYO CARBON Cr-Mo HYBRID ROADは特別なカーボンチューブを使用しています。
それはグラファイトデザインが1本1本TOYOの為だけに、日本で製作しているオリジナルチューブです。
東洋フレームは自分たちが理想とする乗り味を求めて、カーボン材をチューブの設計から行っております。
剛性と強度はもちろん外径と内径も調整し、最終的に実走行をおこない開発しています。
その中で生まれたのが現在の 「インナーバテッド カーボンチューブ」です。
重量を軽くする為のバテッドではありません。
バテッド部分の補強と弾性率を上げることにより、フレームに使用するカーボンチューブ長さにおけるバテッド長さを調整し、乗り手や乗り方のみならず、各フレームサイズごとの理想的な乗り味を演出しています。
トップ&ダウンチューブを手間暇惜しまずに、1サイズ1サイズ違ったバテッド長さで切削加工致します。
プレーンのチューブを加工するのであれば、サイズが変わっても長さ調整が無く、簡単&速い加工になります。
しかし、SサイズにはSサイズの、LサイズにはLサイズに乗る方に合った剛性と強度がある中で、それを一緒くたにして、生産性ばかり考えた乗り手を無視した製品に真価はありません。
チューブのインナーバテッドは見た目ではわかりません。しかし、1本1本磨きあげた技術とノウハウが凝縮した1つのプロダクトになっております。
見えない所にこそ日本製の本当の価値が詰まっている。
見た目だけで誤魔化さない、真直なものづくりを続けていきます。