チェーンステイ加工
理想の自転車選びは、まずホイール径とタイヤ幅を決めることがはじまりです。
自転車をどのように乗るかの用途と、身体の大きさで適正なホイール&タイヤサイズは導けます。
スポーツ自転車は全て700Cが良いと言うことでもありません。
700 x25C (ROAD )
700 x 32C (CX)
650 x 32B (TOURING )
26 x2.1″ (MTB )
20 x1.75″ (BMX )
タイヤサイズを自由自在に提案する為には、チェーンステイとシートステイのバック三角を自由に製作する技術が必要。
しかしそれは安易にただ曲げたり、ツブシをしたりすれば良いというものでもありません。
厚み1mm以下で構成される自転車のクロモリチューブを温間で曲げると熱を加えた箇所が脆くなります。また余計なツブシはチェーンステイの剛性が損なわれます。
東洋フレームの曲げ&ツブシ加工は全て冷間で行い、熱は一切加えておりません。
加工はプレス機を使用し厳密な精度を出しています。リア三角の精度が乗り味に直結すると言っても過言で無いほど重要な加工。
東洋フレームは0.25mm単位で左右の曲げ具合やツブシ具合を揃えます。そしてその精度を100set 200set、、、と量産しても維持し続けております。
また精度を維持しつつ曲げ治具やオーバル治具、ツブシ治具を組み合わせ自転車の用途に合わせて多種多様なチェーンステイ加工を行います。
丸オーバル+弱曲長ツブシ
1つの曲げ、1つのツブシにも意味があります。無意味な加工は材料を傷つけているに過ぎません。見た目だけの理由で過剰な加工するなど自転車として本末転倒も甚だしい。
弊社製品は1つ1つの加工全てに、乗り味や機能に関係する理由がございます。
東洋フレームは細部にまでこだわりを持った製品をお届け致します。