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2019マウンテンバイク全日本選手権XCEクロスカントリーエリミネーター

2019マウンテンバイク全日本選手権XCEクロスカントリーエリミネーター

マウンテンバイク全日本選手権2日目、XCE(クロスカントリーエリミネーター)レースに出場。2015年にベルギーで行われたCityMountainbikeという街中で行うエリミネーターに出場した経験があり、この時にFinalまで残って、その時の世界チャンピオンとレースをし、更にUCIポイントまで獲得した。その時は3日連続XCEのレースでかなりヘロヘロになり、三日目は初戦で敗退したけど、まぁいい思い出。でも、去年の全日本選手権初開催の時は僕的にはかなり出たかったけど、心の余裕がなくて出場に踏み切れず、出ればよかったかなと指をくわえて見ていたけど、今年は金曜日にE-MTBもあるし、それならもう三日連続レースにしちゃえと思って、思い切ってエントリー。体力的にきついけど、冬のヨーロッパでの連戦を耐えなきゃいけないし、まぁいいトレーニングになるだろうと割り切ってレースに挑んだ。

レース自体は午後だったので、午前中は日曜日に行われるXCOのコース試走をしっかり行った。前日と打って変わって天気が良く、前日のE-MTB後は寒くて、会場からホテルに帰るまでは車の中で暖房をかけていたなんて信じられないほど暑かった。XCOのコースコンディションをチェックし、ドライのままでよさそうだったので、とりあえずラインどり等を再確認して、午前は終了。午後のXCEに備えた。

XCEのコース試走は30分間と定められていたのであまり余裕がなかったけれど、スタート後の滑りやすい路面とキャンバーセクションなど少し慎重にいかなければいけないポイントが約3か所、あとはどれだけちゃんと踏めるかが鍵だった。キャンバーでのこなし方、進入スピードもラップに大きく関係すると思われた

XCEに合わせ、少しバイクポジションを変更し、コース試走後はタイヤの空気圧も1.0Barまで下げてトラクションがしっかりかかるように調整した。

XCEでは、予選を行う。予選は一人ずつコースを一周し、タイムを計測。そのタイムで順位をつける。次は決勝トーナメントへ。予選のタイムを元に選手を4人組に振り分け、コースを2周で争い順位を決め、上位2人は勝ち抜けて次のトーナメントへ行き、最後は決勝で順位が決まるという流れ。

まずは予選。とりあえず、9割ほどで走る。キャンバーの処理や気になる点もあったけど、うまくまとめられたかなと思う。結果は1位。2位と0.6秒差だった。他選手がどの程度の力の割合で走ったかわからないからなんとも言えないけれど、とりあえず、予選1位は嬉しかった。

次は決勝トーナメント1回戦。人数は3人で行われた。スタートし、1位で第一コーナーに入るとそのままペースをキープして2周走り切り、トップでゴール。

準決勝。スタートで少し出遅れ、3番手で第一コーナーへ。1位との差が空いており、2位の選手は先ほどの1回戦で2位の選手、パワーがあることがわかっていたし、抜きどころがないコースなので、隙があればハンドルをねじ込んでいこうと思った。1周目の下りのキャンバーセクションでアウトが空いていたのですかさず並びかけ、パス。2位へ。けれど、先頭でレースを進めないとリスクがあるので、そのまま2周目に入った最初の登坂でトップの選手に追いつき、そのままパスし、トップへ。その後はなんとかトップをキープし、準決勝も1位通過。

そして、決勝。さすがに準決勝でかなり追い込んでしまったので、脚の筋肉が張って厳しい状態だった。スタートの時の瞬発力がきかないなぁと感じていたし、予選2位の前年のチャンピオンの選手はかなり脚を休めて勝ちあがってきていたので一騎打ちになるとどうなるかなとあまり自身はなかった。けれど、ここまで来たら負けるわけにはいかないし、無理やり頑張ろうと強い気持ちにした。スタートで負けるのはわかっているから後半からのパワーで勝ちを狙おうと思った。

決勝。まず、スタートの時点で15秒前のコールがあるかと思ったら急にスタート。あら、と思っている内に僕以外の3人は前方へ。しょうがないなあと思ってとりあえず前を追う。

1周目後半からが勝負だと割り切っていたので内心焦ったけど、スタートの出遅れはそこまで大きな問題ではなかった。スタート後の第一コーナーで予選2位の前年度チャンピオンの選手が落車し、3人の争いに。1周目の登坂で他選手の追い込みが甘かったので1人パスして、そのまま下りのキャンバーセクションでアウト側からスピードをのせてもう一人をパス。1位に躍り出た。

あとは踏み続けて攻めるしかない。2周目はとにかく力の限り踏み続け、1位をキープし、そのままゴールラインを超え、1位!XCE全日本チャンピオン獲得!

約2分を全開で追い込むため、かなりきつかったけれど、ロードの集団スプリントのようなせめぎ合いがたまらなく楽しいし、技術で差を生ますことができるのもすごく魅力がある。ベルギーでの大会時のような縦の動きはなかったけど、それでも十分良いレースを走らせてもらった。

久々の表彰台と金メダル、チャンピオンジャージのセットは、なんだか嬉しかったです。

2日目ということで少し疲れもあったけど、まぁそんなこと言ってられないし、出るからにはしっかりとレースをこなしたかったし、ちゃんと結果も出せて嬉しかった。ナショナルチャンピオンになったからには、これからしっかりレースにも出ていかないといけないなぁと思う。XCEのレースの模様を簡単なMovieにまとめてもらいました、ぜひご覧ください!