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2017 Mountainbike Japan National Championship

2017 Mountainbike Japan National Championship

東洋フレームアンバサダーの竹之内悠です。東洋フレームブログに初めて記事を投稿させて頂きます。

今回の記事では、今季のマウンテンバイクの機材に照準を当て、今後は、今までと違った視点で東洋フレームのことと竹之内悠のことを知っていって頂けたらと思います、よろしくお願いします。


7/23、マウンテンバイク全日本選手権が開催された。

結果は7位。前年よりも順位を落としたが、走っていた自分の感覚では、前年よりも中身のあるレースができ、有意義なものとなった。

全日本選手権を1つのゴールとし、今年のマウンテンバイクの流れを紹介できればと思う。

まず、僕自身は東洋フレームの選手であり、商品開発の意見屋さん。

と、言っても、僕は拙い日本語で、自分で得た感覚を、作り手に伝えるだけ。

またここが難しいところで、人間なので、日々の調子やその時々の流れがあり、正確に伝えきれない。商品に対してのイメージに誤差が生まれる。けど、一貫してるのは、速いか、信頼性があるか、レースに使えるか。

今シーズンは全日本選手権を1つの基準とし、そこに至るまでどれだけチームとして、そして竹之内悠の選手としてのレベル、それら総合力を高めていけるかが僕自身のキーポイントだった。

そんな中で、2年間使い続けたフルスチールMTBバイクをロードバイクやシクロクロスバイクでお馴染みのカーボンハイブリッドフレームへと変更する話がいよいよ動き出す。

フレームの完成が遅れ、4月末にあったUCI1クラス、アジアマウンテンバイクシリーズ第1戦の愛媛県八幡浜大会では、フルスチールのバイクのままでフロントサスペンションのみ、エンド幅が従来品より拡張されたブースト規格のもに変更して頂き、挑んだ。更にハンドル周りのポジションも見直し、下り区間でのバイクの取り回しが格段に良くなった。

その後、滋賀県高島市での大会を挟み、いよいよ5月末のUCI3クラス、三重県勢和多気大会で、27.5インチのマウンテンバイクカーボンハイブリッドフレームをレース現場に持ち込んだ。フレーム規格ももちろんスルーアクスルのブースト規格。この時はレース3日前にバイクが出来てきた。僕の使命はバイクを走らせ、バイクからの情報を吸い上げること。

オフロードでのシェイクダウンはレース前日のコース試走。コース試走というより、バイクの挙動をカラダに染み込ませる。レースは無事に終え、結果も悪くなく、会社へこのフレームで29インチ仕様が乗りたいとお願いした。わがままではなく、このフレームに乗り、29インチを知る必要があると感じた。

僕の身長が小さくジオメトリーの問題もあったようだけど、全日本選手権20日前に29er カーボンハイブリッドフレームが出来上がってきた。僕はこれで27.5インチと29インチの比較をしたかった。どっちがどれだけ速いのか。何が違うのか。

全日本選手権一週間前の秋田田沢湖大会では、豪雨で前日の試走がキャンセルになり、この二台のバイクを比較する時間がなく、情報を得るためにぶっつけ本番で29インチバイクでレースをした。レース結果はいつも通りの順位、バイクに対し、不備はなかった。

そして、遂に全日本選手権。

コースを何度も試走し、この二台のバイクがどういうものなのかということをコース上で、カラダと頭に叩き込む。

レース2日前よりコースに入り、一周ごとに27.5インチバイクと29インチバイクを交互に乗り込む。二台とも乗り込みが不十分であることには変わりはないけど、そこをパッと感じた印象プラスちょこっとの数値で裏付けていき、仕上げていく。トライ&エラーの繰り返し。おかげで普段しない落車もした、自分の適応力の低さに不甲斐なかった。けれど、この二台のバイクのポテンシャルを引き出すにはどうすればいいか諦めずに必死に試行錯誤した。

結局のところ 、全日本選手権は29インチで出走した。

試走を繰り返し行う中で、29インチ、700Cのホイールを取り回す感覚が自分にはしっくりときた。フレームに対してのポジションも幾分定まった。27.5に続き、2台目のマウンテンバイクカーボンハイブリッドのプロトフレームなので、フレームの完成度の高さも影響していると思われる。

レース中に自分のミスで一度パンクさせたが、それ以外はバイクにトラブルはなく、ゴールした。

レース後の反省としては、やはりレースペースと試走ペースではバイクとバイクコントロールに対し求める部分が違うところをよみ違っていた。乗り手の、ぼくのミス。バイクをうまく前に滑らせれてなかったので、伸びがなかった。

バイクが悪い、ではなく、このバイクをどう走らせると良くなるのか。頭のチャンネルをもっと増やし、フレームのポテンシャルを最大限にまで出し、走らせるためには、どうすればいいのか。まだまだそこが甘かったと、、と反省した。

ポジション云々はもちろんあるけれど、そんな中でも最後はフレームが選んだ走り方と僕の走り方の妥協点。それを常に考えています。最終的にはフレームの走り方になるんだけれど、、ね。レース前に気づけた、そのきっかけとなりそうだったシチュエーションを思い出す。悔しい。

今回のこのトライも全日本選手権の舞台だからこそできたことかもしれない。まだまだ足りない点は改めて気づけたし、それらを改善し、更に東洋フレームチームとしての総合力も高めていこうと思う。

来年はどんな流れになるのか、どんな全日本選手権になるのか。。機材もどうなってるのかな。。

本日はこれで。

 

竹之内悠